足・足関節
アキレス腱炎
ふくらはぎの腱(アキレス腱)に炎症が起こり、かかとの後ろが痛む状態。ランナーに多い。
部位のイメージ:足首(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- ランニングで繰り返し力が加わり、回復の時間が不十分な場合に、まず腱の周りの結合組織の炎症が起こりうる
- ニューキノロン系の抗菌薬を使っている人は、少しの運動でも腱断裂のリスクがある
症状
- かかとの後ろの痛み。運動を始める時に強く、続けるうちに軽くなることもよくある
- 完全に切れた場合は、突然の激しい痛みと歩行困難
診察・検査
- 診察が基本。炎症や部分断裂では圧痛。完全断裂はThompsonテスト(うつ伏せでふくらはぎを握っても足首が曲がらない)で確認
治療
- 氷冷、ふくらはぎの筋肉のやさしいストレッチ、消炎鎮痛薬。靴の中のヒールリフト(踵を上げる補高)や運動の修正も有効
- 完全断裂は、従来は手術が標準だったが、体系化したリハビリでも手術と同等の成績との報告がある
職員が押さえるポイント
- 服用中の薬(ニューキノロン系抗菌薬、ステロイド薬)を確認し、医師に伝える
- 「運動の開始時の痛み」「走る量・靴・路面」を聞き取る
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)・日本の病院の該当ページを確認できず、MSDマニュアル(医学情報サイト)のみで作成しています。要・医師確認。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。