肩
肩鎖関節脱臼・肩鎖関節症
鎖骨と肩峰からなる小さな関節(肩鎖関節)の靱帯が損傷してずれる外傷(脱臼)と、この関節の変性(関節症)。
部位のイメージ:肩(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 肩鎖関節は鎖骨と肩峰からなる小さな関節。靱帯が損傷して骨がずれる状態が脱臼
- 肩周辺の外傷の9〜12%。主に20代の男性がスポーツ中に受傷する
- 典型的には、脇をしめた状態で肩を強く打撲し、鎖骨に対して肩峰や肩甲骨を下に動かす力がかかって靱帯が損傷する
症状
- 軽症は肩鎖関節の痛みのみ
- ずれが大きいと、鎖骨の出っ張りが明らかになり、周囲が腫れる
診察・検査
- 重症度はType1〜6の6段階に分類される。Type1・2は靱帯が全体または一部残り、大きくずれない。Type3は靱帯がすべて切れて大きくずれる
治療
- 軽症(全体の約2/3)は、スリング固定とリハビリで治る
- Type3まで保存治療が可能。Type3は手術をした群としない群で同様に良好な成績との報告があるが、鎖骨の出っ張りは残る
- Type4〜6など重症(全体の約1/3)は、靱帯再建手術が推奨される
職員が押さえるポイント
- 受傷の状況(転倒・接触プレー)を聞き取る。肩を強く打った後の痛み・変形は、骨折の可能性もあるため医師へ
- 腕を支える・スリングの着脱の介助をする
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】「肩鎖関節症(変性)」については資料を確認できず、脱臼のみの解説です。学会(JOA)の資料も取得できていません。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。