膝
ベーカー嚢腫
膝の裏側で、関節液がたまった袋状のふくらみ(ベイカー嚢胞)ができる状態。
部位のイメージ:膝(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 関節液がたまって、膝の裏側の関節包から袋状に突出する
- 関節液がたまる背景には、関節リウマチ、変形性関節症、その他の炎症性疾患、膝の使いすぎなどがある
症状
- 通常は無症状。腫れや膝の裏の不快感が出ることがある
- 野球ボールくらいの大きさになったり、ふくらはぎの筋肉に入り込んだりすることがある
- 破裂すると周囲が炎症を起こし、ふくらはぎの深部静脈血栓症に似た症状が出ることがある
診察・検査
- 症状の聞き取りと、膝の裏やふくらはぎの腫れを触って診断する
- 超音波やMRIで確認することもある。深部静脈血栓症との区別は画像検査で行う
治療
- 初期治療は消炎鎮痛薬(NSAID。使えない場合は別の痛み止め)
- 進行した場合は関節穿刺とステロイド注射、または手術による切除
職員が押さえるポイント
- ふくらはぎの急な腫れ・強い痛み・熱感は、血栓との区別のため、すぐ医師へ伝える
- 基礎疾患(関節リウマチ、変形性膝関節症)の既往を確認する
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)・日本の病院の該当ページを確認できず、MSDマニュアル(医学情報サイト)のみで作成しています。要・医師確認。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。