膝
円板状半月板
半月板が三日月形ではなく、丸く厚い板状をしている形の異常。外側に多い。症状が出ないこともある。
部位のイメージ:膝(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- アジア系の人種に多く、数%から16%と様々な報告がある
- 通常の半月板は大腿骨と脛骨の間にある三日月様の形だが、円板状では中央部も覆い、ほぼ丸い厚みのある板状。外側に生じる
症状
- 軽い外傷から発症することもあるが、外傷歴がはっきりしないことも多い。小児期から症状が出ることも多く、生涯症状が出ない人もいる
- 膝の痛み(外側)、膝が伸びない・曲がらない、引っかかり感、腫れ、膝が外れた感じ(脱臼感)
- 曲げ伸ばしで引っかかって動かない(ロッキング現象)
診察・検査
- 症状がみられ、MRIで形状と損傷の有無・部位を把握する。半月板の肥厚や損傷による信号の変化が見られる
治療
- まずスポーツを控える。しばらく経過を見ても運動時の痛みや引っかかり、脱臼感があれば受診する
- X線・MRIで診断され、症状が続く・再発する場合は関節鏡下の半月板手術(正常な半月板に近い形にする形成的切除。時に縫合を併用)
- 術後:可動域訓練は術後1日目から。縫合がなければ術後1週以内から全荷重歩行。スポーツ復帰は術後3〜6か月
職員が押さえるポイント
- 子どもが「膝がひっかかる」「膝が伸びない」と訴えた場合は、早めに受診できるよう案内する
- ロッキング(膝が動かなくなる)は、無理に動かさず医師へ伝える
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】日本整形外科スポーツ医学会のパンフレットのみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。