手・手関節
デュピュイトラン拘縮
手のひらの腱膜が硬くなり、指が伸ばしにくくなる病気。痛みや腫れはない。
部位のイメージ:手・指(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 詳しい原因は不明。高齢男性と糖尿病の人に多い
- 手掌腱膜への繰り返しの軽い損傷が関連する可能性がある
症状
- 手のひらから指にかけて硬いこぶ(硬結)ができ、皮膚がひきつれて、指が徐々に伸ばしにくくなる
- 薬指と小指に最も多い。他の指や足の裏にもできることがある
- 痛みや腫れは伴わない
診察・検査
- 手の硬結と、典型的な指の変形で診断する
- 腱の断裂や腫瘍などとの区別が必要
治療
- 指の変形が出た段階では経過観察が基本
- 指の変形で日常生活に支障が出たら、皮膚の突っ張りをとる手術(腱膜切除)
- 術後はリハビリや夜間の伸展位固定(装具)が大切
職員が押さえるポイント
- 「手のひらを机につけられるか」「指が伸びにくくなった時期」を聞き取る。糖尿病の既往も確認する
- 術後の夜間装具の装着が大切なため、装着方法の説明を医師・療法士の指示に従って案内する
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】JOAの解説のみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。