肘
肘関節脱臼
肘の関節(上腕骨と前腕の骨)が外れる外傷。骨折や神経・血管の損傷を伴うことがある。
部位のイメージ:肘(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 上腕骨の下端が前腕の骨から外れた状態
- 骨折、神経の損傷のほか、ときに動脈の損傷が伴うことがある
症状
- 肘の痛みと腫れ。普通の動きができない
- しびれや感覚の異常がある場合は神経損傷のサイン
診察・検査
- 発生状況、症状、診察で診断する
- X線またはCTで骨折の有無を確認し、関節が安定しているか確認する
治療
- 鎮静薬と痛み止めの後、整復(肘を曲げ、前腕をやさしく回転させて戻す)
- 整復後は副子(添え木)で最大1週間固定し、その後、関節可動域訓練。必要に応じて三角巾
職員が押さえるポイント
- 外傷直後は肘を動かさず、痛みが少ない姿勢で待機してもらう
- 指の色(蒼白・青紫)、冷たさ、しびれ、動かしにくさは、血管・神経損傷のサイン。すぐ医師へ伝える
- 転倒・受傷状況を聞き取る
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)・日本の病院の該当ページを確認できず、MSDマニュアル(医学情報サイト)の解説のみで作成しています。要・医師確認。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。