足・足関節
(後脛骨筋腱機能不全)扁平足
内側のくるぶしの下を通る後脛骨筋の腱が傷み、足のアーチが低くなる成人の扁平足。
部位のイメージ:足(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 足のアーチは体重を効率よく支えている。内側のくるぶしの下を通る後脛骨筋の腱が、加齢による変性や体重負荷で断裂すると、アーチが低下する。女性に多い
症状
- 中年以降の発症では、内側のくるぶしの下が腫れて痛む。進行すると足の変形が目立ち、つま先立ちが困難になる
- 最終的には足が硬くなり、歩行が障害される。幼児期からの扁平足は痛みが少ない
診察・検査
- 複数の足指が後ろから見える変形が診断の指標。重症度は、体重をかけた状態のX線で評価
- 腱の損傷はX線に写らないため、MRIを行う
治療
- 裸足での生活で足指の筋肉を強化、適正体重の維持、ストレッチ
- アーチの低下が明らかな場合は、アーチサポート付きの足底板
- 重症例では手術が必要になることもある
職員が押さえるポイント
- 「内くるぶしの下の腫れ」「つま先立ちができるか」を聞き取る。足底板の使い方は医師・義肢装具士の指示に従う
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】JOAの解説のみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。