足・足関節
外反母趾
足の親指(母趾)が「くの字」に曲がり、付け根の内側の出っ張りが痛む変形。
部位のイメージ:足(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 主な要因は靴の着用。つま先が細い靴による圧迫が変形を招く。高いヒールは付け根にかかる力が増え、変形を強くする
- 肥満や筋力低下も関係する。足のアーチ構造が崩れることも重要な病態
症状
- 母趾が「くの字」に曲がり、付け根の関節の内側の突き出したところが痛む。靴に当たって炎症が起こる
- 進行すると素足でも痛む
診察・検査
- 変形は見てわかる。痛みの程度が診断・治療方針の鍵。靴を脱いでも常に痛むようになると手術が必要になる
治療
- 装具・運動療法:母趾部分がフィットし、つま先がゆったりした靴の選択。足指を開く運動を毎日。輪ゴムを使った牽引体操。母趾と人差し指の間への装具
- 手術:変形が進むと体操や装具では戻りにくい。最も一般的な方法は中足骨の骨切り矯正(腰椎麻酔か局所麻酔で1時間以内、翌日から歩行可能、通常の靴に戻るのに約2か月)
職員が押さえるポイント
- 「普段履いている靴(ヒールの高さ・つま先の形)」「痛む場面」を聞き取る。足指を開く運動などの指導は理学療法士・医師の指示に従う
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】JOAの解説のみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。