手・手関節
キーンベック病(月状骨軟化症)
手首の中央にある月状骨への血流が悪くなり、骨が壊れていく病気。
部位のイメージ:手首(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 原因は不明。職業的に手をよく使う青壮年の男性に多い
- 明らかな外傷がない女性や高齢者にも起こる。月状骨の小さな目に見えない骨折が原因との説もある
症状
- 手を使った後の手首の痛みと腫れ。握力の低下、手首の動きが悪くなる
- 手の甲の中央に押して痛いところがある
診察・検査
- X線で月状骨に輝度の変化や変形があれば診断がつく
- 詳しい状況はMRIで確認する
治療
- 初期:安静、ギプス・装具による固定
- 改善しない場合:月状骨への負荷を減らす橈骨短縮骨切り術、骨移植などの手術
- 末期:壊死した月状骨の摘出や腱球挿入
職員が押さえるポイント
- 手首の痛み・握力低下を聞き取る。重い物を持つ・工具を使う仕事の有無を確認する
- 固定の指示がある場合は、装具の使い方・外してよい時間を医師の指示に従って案内する
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】JOAの解説のみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。