肘
肘頭滑液包炎
肘の先端(肘頭)の皮下にある滑液包に炎症が起こり、腫れる病気。
部位のイメージ:肘(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 滑液包炎は、異常な使い方・使いすぎによる刺激が主な原因。けが、痛風、関節リウマチ、黄色ブドウ球菌などの感染でも起こる。原因不明も多い
症状
- 急性:数時間〜数日で発生。動かしたり触ったりすると痛む。皮膚が赤く腫れることがある。感染では痛みが強く、赤く熱を持つ
- 慢性:痛みや腫れが長期間続く。肘では腫れだけで、不快感や動きの制限がほとんどないこともある
診察・検査
- 医師の診察が基本
- 皮膚に近い滑液包が腫れている場合、針で体液を採取し、感染や痛風を調べることがある。必要に応じてX線、MRI、超音波
治療
- 安静と固定、氷冷、消炎鎮痛薬、理学療法、ステロイド注射
- 感染している場合は排膿し、適切な抗菌薬(黄色ブドウ球菌に有効なものが多い)を投与する
職員が押さえるポイント
- 赤み・熱感・強い痛み・発熱を伴う場合は、感染の可能性があるため、すぐ医師へ伝える
- 痛風・関節リウマチの既往、肘をつく作業や外傷の有無を聞き取る
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)・日本の病院の該当ページを確認できず、MSDマニュアル(医学情報サイト)の滑液包炎の解説のみで作成しています。要・医師確認。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。