小児
オスグッド病
成長期のスポーツ少年で、膝のお皿の下の骨(脛骨粗面)が出てきて痛む病気。
部位のイメージ:膝(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 小学高学年〜中学の発育期のスポーツ少年に多い。大腿四頭筋がお皿を介してつながる脛骨の付着部の骨端軟骨が剥離して起こる
- 急激に骨が軟骨から成長する時期に、膝を伸ばす力の繰り返しで成長軟骨部が剥離して生じる。走る・跳ねる・ボールを蹴る動作の繰り返しで起こる
症状
- お皿の下の骨が徐々に出てきて痛む。休んでいると痛みが無くなるが、スポーツを始めると再発する。成長期に特徴的な痛み
診察・検査
- 症状とX線検査で診断する
治療
- 成長期の一過性の病気。この時期はスポーツを控える。大腿四頭筋のストレッチ、痛むところのアイスマッサージ。痛みが強い時のみ、内服薬や湿布
- 痛くなければスポーツをしてもよいが、3〜6か月はスポーツをすると症状が強くなるので、スポーツ前後のストレッチ・アイスマッサージ、ベルトの装着などをした上で行う
職員が押さえるポイント
- 部活・練習量、痛む時期を聞き取る。「成長が終われば治る」と一方的に説明せず、ストレッチ・ベルトの使い方は医師・理学療法士の指示に従うよう案内する
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】日本整形外科スポーツ医学会のパンフレットのみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。