膝
膝蓋骨(膝のお皿)脱臼
膝のお皿(膝蓋骨)が外れる外傷。ほとんどが外側への脱臼で、すぐに自然に戻ることが多い。
部位のイメージ:膝(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- ジャンプの着地などで、膝を伸ばす筋肉(大腿四頭筋)が強く収縮した時に起こりやすい
- 膝蓋骨は大腿骨に対して外側に脱臼することがほとんど。最初の脱臼以後、繰り返し脱臼することがある(反復性脱臼)
- 生まれつき脱臼しやすい素因(膝蓋骨や大腿骨の形の異常、大腿四頭筋と膝蓋靱帯の方向の違い=Q角が大きい)を持つことが多い
- 脱臼や整復の際に、膝蓋骨や大腿骨の関節面の一部が骨折することがある
症状
- 膝の痛みと腫れ。お皿がずれた感じ、膝が不安定な感じ
診察・検査
- 診察とX線などで評価(骨折の有無も確認)
治療
- 脱臼直後は整復の後、外固定などの一般的な処置(痛みや腫れへの対応)
- 反復性脱臼、または初回でも脱臼しやすい素因が明らかな場合は手術を勧める。手術を行わない場合は脱臼しにくくする装具もある
- スポーツ復帰は、症状が消失し筋力も回復してからで、通常は2か月以上。手術では3〜6か月かかる
職員が押さえるポイント
- 「ジャンプの着地」「方向転換」「脱臼の回数」「自然に戻ったか」を聞き取る
- 装具の使い方、運動の再開は医師の指示に従うよう案内する
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】日本整形外科スポーツ医学会のパンフレットのみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。