膝
後十字靱帯損傷
膝の後方で、膝のずれを防ぐ後十字靱帯が傷つく外傷。
部位のイメージ:膝(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 膝関節にかかる外力で損傷する。膝の4つの主要靱帯(内側・外側側副靱帯、前・後十字靱帯)の一つ
症状
- 受傷直後:膝の痛み、腫れ、押すと痛い
- 急性期を過ぎると腫れは軽くなるが、膝崩れや膝の不安定感が現れる
- かなり高度な損傷でも、ほとんどの場合1〜2か月以内に日常生活に支障がないレベルに回復するとの記載がある
診察・検査
- 受傷時の状況の聞き取りと、圧痛・不安定性の診察。MRIによる画像診断の診断率が高い
治療
- 後十字靱帯は、膝装具やギプス固定による保存的治療で、日常生活やスポーツに支障をきたすことが少ない
- 症状が残る場合は靱帯再建術を検討
- リハビリで、3〜6か月ほどで可動域・筋力が戻れば、スポーツ復帰
職員が押さえるポイント
- 受傷時の状況(どの方向から力がかかったか、膝の位置・姿勢)を聞き取る。診断の決め手になる
- 膝が腫れている(関節内に血がたまる)、膝崩れ・不安定感の訴えは医師へ伝える
- サポーター・装具の使い方、運動再開の時期は医師・理学療法士の指示に従うよう案内する
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)の該当ページは詳細がパンフレット側にあり、病院の解説(徳洲会・MSDマニュアル)で作成しています。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。