小児
ペルテス病
子どもの大腿骨頭への血流が不足して、股関節の骨が壊れる病気。じわじわと股関節の痛みと歩きにくさが出る。
部位のイメージ:股関節(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 太ももの骨(大腿骨)の股関節に近い成長板への血液供給が不足することが原因。血液供給不足のしくみは不明
- 鎌状赤血球症やステロイド薬の長期使用など、他の原因による股関節の骨壊死とは区別される
症状
- 股関節痛と歩行困難。痛みはじわじわと始まり、ゆっくり進む。膝の痛みを訴える子どももいる
- 進行すると関節の動きが悪くなり、大腿の筋肉がやせることもある
診察・検査
- 典型的な症状がある小児で疑い、医師の評価とX線で診断。必要に応じてMRI。血液検査で他の病気を除外する
治療
- 治療の主体は、床上安静と股関節の固定。症状の重さと年齢により、ギプス・副子・牽引など固定方法を選ぶ
- 理学療法で筋肉の硬化を防ぐ。重症例は手術を検討
職員が押さえるポイント
- 「いつから、足をひきずるか」「膝や太ももの痛み」を保護者から聞き取る。膝の痛みでも股関節が原因のことがあるため、症状を医師へ伝える
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)・日本の病院の該当ページを確認できず、MSDマニュアル(医学情報サイト)のみで作成しています。要・医師確認。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。