膝
鵞足炎
膝の内側下方にある、筋肉の腱がつく部分(鵞足)の炎症。走る・ジャンプを繰り返すスポーツで起こる。
部位のイメージ:膝(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- ランニングやジャンプを長時間繰り返すことによる使い過ぎ(オーバーユース)。靱帯や腱が骨につくところには、筋肉のストレスが集中しやすい
- 選手自身の問題:筋力不足・アンバランス、骨の成長と筋の伸びのアンバランス、柔軟性不足、アライメント不良(過度のO脚・X脚)
- 練習・環境の問題:オーバートレーニング、体力・技術に合わない練習、不適切な靴、硬すぎたり軟らかすぎたりする練習場
症状
- 膝の内側の痛み(鵞足の部分)
- 重症度:軽症=スポーツはできるがその後に痛む/中等症=途中と後で痛むがプレーに支障はない/重症=常に痛くプレーに支障/最重症=腱や靱帯が切れる
診察・検査
- 診察で痛む部位を確認する(※詳しい診断方法の記載は確認できていない)
治療
- スポーツの前にストレッチを十分に行い、スポーツの後にはアイシングを15分ほど行う。貼り薬や塗り薬も効果がある
- 軽症や中等症であればスポーツを続けられるが、適切なコンディショニングで悪化させないことが大切
- 内転筋、大腿四頭筋、腸脛靱帯のストレッチが紹介されている
職員が押さえるポイント
- 練習量・靴・練習場所・O脚/X脚の有無を聞き取る。ストレッチの方法は理学療法士の指示に従う
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】日本整形外科スポーツ医学会のパンフレットのみで作成しています。診断・治療の細かい記載は限られます。要・医師確認。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。