その他
関節リウマチ
免疫の異常で関節の滑膜に炎症が起こり、関節が腫れて痛み、進行すると関節が壊れて変形する病気。
部位のイメージ:手足(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 免疫の異常により、関節の滑膜に炎症が起こる(日本リウマチ学会のパンフレット)。女性に多く、30〜40代がピーク(慶應義塾大学病院)
症状
- 最初は両方の手や足の指の関節が対称的に腫れ、特に朝にこわばる。進行すると膝・股関節など大きな関節にも及び、水がたまり、動きにくくなる
- 貧血、だるさ、微熱が出ることもあり、これらが出ると症状が悪化している
- 重症では指や手首が壊れて変形。まれに、首の一番上の背骨がずれて脊髄が圧迫され、手足の麻痺や呼吸のしにくさが出る
診察・検査
- 診断は複数項目で総合的に行う。リウマチの血液検査が陽性なだけでは診断できない(JOA)
- 手指の症状のうち、第1関節はヘバーデン結節(変形性関節症)が主で、第2関節・付け根・手首は関節リウマチが好発(詳しくは「メノポハンドと関節リウマチ」の補足資料)
治療
- 薬物療法が基本:抗リウマチ薬(メトトレキサートなど)、非ステロイド性消炎剤。症例によりステロイド、免疫抑制薬、生物学的製剤。補助として関節内注射
- リハビリテーション・理学療法も有効。進行例は手術(関節、ときに背骨)、指の腱が切れた場合の手術
- 早期に抗リウマチ薬で治療を始めることが大切。寛解(炎症が限りなく低い状態)で関節の壊れの進行が止まる
職員が押さえるポイント
- メトトレキサートの服薬指導の要点は、補足資料「メノポハンドと関節リウマチ:判別・理学療法・服薬指導」を参照(週1〜2日のみ・葉酸・感染・妊娠)
- 朝のこわばりの時間、腫れる関節、全身症状を聞き取る。診断は医師が行う
参考資料
学会・公的
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。