胸椎・腰椎
坐骨神経痛
腰からお尻を通って片方の脚の裏側に出る痛み。病名ではなく症状の名前で、原因となる病気を調べる。
部位のイメージ:腰椎(腰)(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 椎間板ヘルニア、変形性関節症による骨の突出、脊柱管狭窄症、靭帯の腫れなどによる神経の圧迫が主な原因
- まれに、骨パジェット病、糖尿病性神経障害、脊髄腫瘍、血腫、膿瘍が関連することもある
- 高齢者は脊柱管狭窄症、若い人は椎間板ヘルニアが多いとの説明がある(MSDマニュアル)
症状
- 腰から殿部を通り、片方の脚の裏側に感じる痛み。焼けるような、ビーンと走る、刺すような痛み
- チクチクしたしびれ、脚や足の筋力低下
- 歩行・階段で悪化、背伸びや座位で楽になる場合もある
診察・検査
- 医師の診察が基本
- 筋力低下やしびれがある場合、症状が6週間以上続く場合は、MRI・CTで脊椎の異常を確認する
- 神経伝導検査や筋電図が有用なこともある
治療
- 保存療法:安静、冷温療法、鎮痛薬、神経痛を和らげる薬、理学療法
- 筋力低下や感覚消失を伴う慢性の痛みでは、椎間板切除術や椎弓切除術を検討
職員が押さえるポイント
- 尿や便のコントロールができない、会陰部(股の間)のしびれなどは馬尾症候群のサイン。直ちに医師へ伝える
- 「どこが痛いか」「しびれの範囲」「いつから」を図に書いてもらうと診察がスムーズ
参考資料
学会・公的
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)に「坐骨神経痛」単独のページがなく、MSDマニュアル(医学情報サイト)と腰痛の解説で作成しています。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。