小児
シンスプリント
走る競技の選手で、すねの内側が痛む障害。脛骨過労性(疲労性)骨膜炎とも呼ばれる。
部位のイメージ:すね(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 陸上の中・長距離、サッカー、バスケットボールなど走ることの多い競技で、中学・高校生(特に新人)に多い。疲労がたまったときに発症しやすい
- ひらめ筋・後脛骨筋・長趾屈筋など足首を底屈する筋や筋膜の、繰り返しの牽引による脛骨の骨膜の炎症
- 発生要因:練習の量・質の急激な変化、扁平足・回内足など障害が起こりやすい足の形、足首の柔軟性の低下や下腿の筋力不足、足部の疲労による衝撃緩衝能の低下、固いグラウンドや路面、すり減ったかかとやクッション性の悪いシューズ
症状
- 運動時および運動後に、脛骨の中央から遠位1/3の内側後方を中心に、縦に広い範囲で痛みが起こる
- 同じ部位に限った強い痛みが続く場合は、疲労骨折との区別が必要
診察・検査
- (診断方法の詳細は確認できていない。疲労骨折との区別が必要)
治療
- 痛みが強い場合は、慢性化を避けるために運動量を減らす。アイスマッサージ、外用薬、足底や足関節周囲の筋力強化とストレッチ
- 足底板も効果的。クッション性が良く、かかとの安定したシューズを選ぶ
職員が押さえるポイント
- 「走る量の変化」「靴」「練習場の路面」を聞き取る。1か所の強い痛みが続く場合は、疲労骨折の可能性があるため医師へ
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】日本整形外科スポーツ医学会のパンフレットのみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。