肩
肩峰下インピンジメント症候群
腕を上げる時に、上腕骨の大結節と肩峰の間で腱などが挟まれて痛む状態。
部位のイメージ:肩(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 肩は骨同士が近い距離で動く構造。筋肉の疲労や不良姿勢でバランスが崩れると、上腕骨の大結節と肩峰の間で骨同士がこすれたり衝突したりして痛みが出る
- 肩峰の骨の形(特にフックタイプ)もリスク要因とされる
症状
- 腕を上げる時、動作の途中や特定の角度で痛む。肩から外側、二の腕まで放散することがある
- 夜間や仰向けで痛みが強くなるのは炎症が強い時の特徴
- 肩の動きは比較的保たれている(腱板断裂との主な違い)
診察・検査
- 決定的な画像所見がないため、症状の詳しい診察と画像検査で、腱板断裂・五十肩・石灰沈着性腱板炎などの他の病気を除外する
- MRIは腱板損傷の有無の判定に有効
治療
- 保存治療が第一選択。投球など頭上の動きを伴うスポーツでは、2〜4週のスポーツ中止で痛みをコントロール
- リハビリテーションが最も効果的。保存治療で改善しない場合のみ関節鏡手術を検討
職員が押さえるポイント
- 「どの角度で痛いか」「夜間・仰向けで痛むか」「スポーツや仕事の腕の使い方」を聞き取る
- リハビリの内容(腕を上げる運動など)は、医師・理学療法士の指示に従うよう案内する
参考資料
病院
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】学会(JOA)の該当ページがなく、病院の解説(国立病院機構)のみで作成しています。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。