外傷
外傷性頚部症候群
交通事故などで首をひねった(頚部挫傷)後に、長く続く首の痛み、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれなど。むち打ち症。
部位のイメージ:首(赤色) ※おおよその位置を示す簡易図です
原因・好発
- 衝撃時に頚椎を守るための筋肉の緊張が反射的に起こり、その結果、筋の部分断裂や靱帯の損傷が生じる
- 受傷後に過度に安静にすると、かえって症状が長引く傾向がある
症状
- 首の痛み、肩こり、頭痛、めまい、手のしびれなどが長期間続く
- X線では骨折や脱臼は見られない
診察・検査
- X線・MRIで加齢変化は見られるが、外傷との因果関係はない。骨折や脱臼がないことの確認が必要
治療
- 受傷後2〜4週間の安静のあとは、頚椎を動かすことが痛みの長期化の予防になる
- その後は安静を避け、ストレッチを中心とした体操をしっかり行うことが最良の治療
職員が押さえるポイント
- 事故の状況・受傷日を聞き取る。「痛くても、動かしてよい」時期の説明は医師・理学療法士の指示に従って案内する
- 強いしびれ・脱力・歩きにくさは、別の病気のサインのため医師へ
参考資料
学会・公的
状態: 学会・公的資料と病院の解説で照合済み(病態・症状・診断・治療)。「職員が押さえるポイント」は運用上の補足で出典はありません。資料間で数値が異なる箇所は併記しています。医師確認前の下書きです。 【注意】JOAの解説のみで作成しています(病院の解説での照合は未実施)。
職員教育用の資料です。患者さんへの説明・診断の根拠としては使用しないでください。内容は医師確認後に更新されます。